ライセンスビジネス

日本で携帯を購入すると電源ケーブルは別売りなのをご存知でしょうか?
なんで?を踏まえて今回は携帯電話の特許にまつわるお話をします。


世界中の携帯電話に使われる技術でCDMAという通信方式があります。
(Code Division Multiple Access)
細かい事は割愛しますがこの通信方式が世界のシェアの全てを担っています。
この特許を保有しているのがサンディエゴのクアルコム(Qualcomm)という企業なのですが、
この技術を使わないと電話を掛ける事が出来ません。
つまり、docomoもauもsoftbankもこの技術を使わないと、
電話が掛けれないのです。
勿論、日本のみならず海外の端末マーケットシェアNo1のNokiaやソニーエリクソングループも、
同様にこの技術を採用しています。


ここでCDMAのライセンス料の課金方式ですが、
一般的に携帯電話の総発売価格の○○%という方式を取っています。
(10%とか20%とか結構高額です。破壊的なライセンス料ですね。。。)


ここで電源ケーブルのお話に戻りますが、
「支払うライセンス料が高くなるのを防ぐべく総発売価格を下げる。」
という事で「付属品は別売り」になっているんです。
コストの節約ですね。

コメント[1]

I am unhappy for anyone's death ,and football and all...

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